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骨折整復

骨折とは骨に損傷をきたす事です。骨折の原因は、交通事故や高所から落下するなどの外的要因で起きる「外傷性骨折」と、骨腫瘍やクル病などの内科的疾患が原因で骨がもろくなり簡単に骨折してしまう「病的骨折」があります。骨折すると激しい痛み、骨折した部分の腫れや熱感、運動機能不全を起こします。
骨折の治療は、骨折部位や程度、犬の年齢や体重などによって、さまざまな方法を選びますが、基本は骨折した骨をもとの正常な位置に戻し、骨が再生してくっつくまで、プレートやピンとワイヤーや創外固定などの手術方法で固定します。
普段からリードをつけて散歩する、しつけをしておくなどで事故を未然に防ぎましょう。
また、太らさないよう普段から食事管理を徹底し、適切な運動をとることも大切です。

1.ギプスやスプリントなどの外固定

■メリット
・費用が安い。
・骨折の変位が少なく、若齢で骨の修復が早いと予想される場合や、 他の固定方法と組合わせて使用する。

■デメリット
・かなり高い確率で変形癒合や癒合不全が生じる。
・治療期間が長くかかる。
・ギプスにより皮膚に褥瘡、周囲関節の拘縮や関節可動域の減少、跛行の永続などの問題が生じる可能性がある。

2.ピンとワイヤー

■メリット
・手術の中では費用が安い。
・関節骨折や成長板骨折などの特定の部位では第一選択となる。

■デメリット
・骨折タイプや部位、動物サイズによっては固定力が十分でなく、癒合不全や変形癒合が生じる可能性がある。

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3.創外固定

■メリット
・初期の手術費用がプレートなどに比べて安価である。
・骨折の治癒過程により、固定力を調節できる。
・骨折の治癒が完了したら、通常はすべてのインプラントを除去することができる。

■デメリット
・固定器具が体外に存在するため、動物がぶつけるや噛むなどのため器具の破損などの問題が生じる可能性がある。
・刺入しているピンに緩みや感染が生じることがある。
・ピンの消毒や固定器具の調節などのため、複数回の麻酔が必要となる。

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4.プレート

■メリット
・安定した初期強度が得られるため、ほとんどの骨折治療において最良の選択肢となる。
・迅速な無痛化をもたらし、早期の活動が再開できる。
・早期の活動により、周囲の関節や筋肉などへの骨折の影響を少なくできる。

■デメリット
・他の手術と比べて高価である。
・プレート直下において骨吸収が生じる場合がある。

術前後のレントゲン写真

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