住所 | 〒600-8357 京都市下京区柿本町582-3 |
---|---|
電話番号&FAX | 075-821-1020 |
駐車場 | 【第一駐車場】7台 【第二駐車場】4台 |
診察対象 | 犬、猫、うさぎ、フェレット、ハムスター、リス、モルモット、 プレーリードッグ、鳥など ※その他の動物(例:爬虫類など)はお電話でお問い合せください |
診察時間 | 9:00~12:00、14:00~19:00、年中無休 |
予約診療 | 12:30~13:30までは予約診療をしています。お電話でお問い合わせください。 |
往診 | 可能な限り対応します。まずお電話ください。 または、京都夜間動物救急センター Tel:075-693-9912をご利用下さい。 当院獣医師も交代で診療に参加しています。 |
休診日 | 年中無休(ただし、年末年始など診察時間変更及び臨時休診日あり) ※休診日や診察時間の臨時変更は、京都中央動物病院公式ブログもしくは院内掲示版などで告知させていただきます。またお電話でお問い合わせいただきましたら、ご案内させていただきます。 |
クレジットカード | DC、VISA、MasterCard、Diners、JCB、paypay、その他 |
動物保険 | アニコム、アイペットは窓口精算ができます(特例を除く)。その他は各保険会社にお問い合わせ下さい。 |
ホテル併設 | 有(幼弱動物や高齢動物でも可能な限り対応します。ご相談ください。)要予約です。 まずお電話ください。 |
クリックすると詳細が表示されます
クリックすると詳細が表示されます
《 猫入院室 》
猫専用の独立した入院室で犬のにおいや吠え声から離れています。
冷暖房完備です。
《 レントゲン室 》
画像診断のひとつであるX線検査を行うための場所です。胸部の心臓や肺、腹部臓器、筋肉や骨格を観察するため検査します。また、造影剤を用いて、尿路系(IVPや逆向性尿路造影)や脊髄造影検査、消化管造影検査(食道など)を行うこともあります。
《 入院室・処置室 》
動物が入院するスペースです。
24時間エアコンが稼働し、常に快適な温度を保つように細心の注意を払っております。
ここにICUユニットと動物を薬浴させるためのシンクもあります。
《 ICU(集中治療室) 》
ICUとは、心臓疾患や呼吸器疾患による呼吸困難を呈した動物や重症患者を入院させるための入院室です。
酸素濃度を40%に保ち、温度や湿度も設定可能です。
《 手術室 》
手術や麻酔を行っての処置や検査が行われる場所です。
手術は無菌的に行われるため、普段は飼い主さんにご覧いただくことができませんが、手術中のカメラ画像は、診察室のパソコンから見ていただくことが可能です。
自動血球計算装置
蛍光レーザーフローサイトメトリー法と、先進のインピーダンス法であるラミナーフロー電気抵抗法を初めて統合した動物専用の自動血球計算装置です。
より正確に、より速く、白血球5分類+網赤血球数を含むCBCを分析します。
血液化学検査器
ドライスライドテクノロジー:動物の血液中に存在する干渉物質(脂質、ビリルビン、ヘモグロビン)を追加した「ろ過層」で除去する技術で、干渉物質による検査結果への影響を最小限に抑制します。
遠心分離器を内蔵しており、より迅速な診断が可能です。
また、電化質およびアンモニアも同機械で測定できるようになりました。
内分泌検査機(ホルモン測定装置)
いままで外注検査で測定していた甲状腺ホルモンや副腎皮質ホルモンが、院内で迅速に検査が行えるようになりました。
一段と早期発見、早期治療が行えるようになるほか、定期的なモニタリングも行いやすくなりました。
炎症マーカー測定装置(クイックラッセイ101)
犬の炎症マーカーであるCRP(C反応性タンパク)と猫の炎症マーカーであるSAA(血清アミロイドA)を測定する機械です。感度が高いため、これらの数値が上昇する場合、体の中に細菌感染や炎症性疾患、腫瘍などが存在している疑いがわかります。また、治療経過をモニターする場合にもその値は有用となります。
× 閉じる血液凝固分析装置
血液が固まるための2次止血機能を測定するための装置です。具体的には、外科手術前に検査を行った際にこの止血機能に異常がある場合、手術が非常に危険になります。
術前検査としてこの項目を組み込むことにより、より安全に外科手術ができるようになります。また、様々な重篤な疾患(例、腫瘍、子宮蓄膿症、熱中症など)より、播種性血管内凝固(DIC)が生じた場合などには、状態を評価し、治療を行うために重要な検査項目となります。
その他、肝疾患や殺鼠剤中毒などでも出血傾向が生じるため評価すべき項目となります。
ラップトップ型血液ガス分析システム
作業前
作業後
血液ガス分析とは:血液中に含まれる酸素や二酸化炭素の量、あるいはpHを測定する検査です。
血液ガス検査の目的
① 呼吸の状態を調べる
動物は体内で酸素を消費し、そこで発生した二酸化炭素は血液(静脈血)に乗って肺に運ばれ、呼吸によって放出されます。また呼吸によって酸素を血液中に取り込んでいます。この呼吸後の血液(動脈血)の酸素と二酸化炭素の量を検査することにより、呼吸器が正常に機能しているかどうか調べます。
② 体内の酸・塩基平衡を調べる
体内では様々な酸が合成されていますが、体は常にpH7.4前後(中性)に保とうと調節しています。この調節が壊れると、体内の酸・アルカリのバランスが崩れて体内に酸が蓄積していきます。 それを補うために体は呼吸回数を増やして二酸化炭素(炭酸という酸)の量を減らそうとしたり、腎臓(尿細管で水などの再吸収)で調節したります。 動脈血中の二酸化炭素の量とpHを調べることにより、間接的に体内の酸・塩基平衡を知ることができます。
主な検索対象
嘔吐・下痢、輸液の選択、呼吸不全、意識障害、ショック等重篤な状態、
呼吸機能を精査する必要のある状態(手術前後など)
尿自動分析装置
動物専用デジタルラジオグラフィー(Real-VX)
今までのデジタルX線に加えて、新たに設置したReal-VXはメリットがさらに増えました。
今までの【デジタルX線】
①画像補正で撮り直しが減り、X線の線量が減るため動物への負担も抑えられます。
②レントゲンフィルムは数年で劣化し読影出来なくなっていましたが、デジタルにすることで劣化しなくなりました。
③フィルム、処理液、廃液、水道などが不要で環境にも優しいシステムです。
④ご希望があればデーターをCD-ROMに焼いてお渡しできます。
新たに設置した【Real-VX】
さらに今回のReal-VXは上記メリットに加えて
①フラットパネルディスクでX線を受け取るため、デジタルフィルム交換がないためスピーディーに撮影できます。そのため動物の保定ストレスが緩和されます。
②直接変換方式のため画像データーのロスが無く、精度の高い診断サポートが出来ます。
心電図&心音図
動物用心電図自動解析装置D800
心電図からホルタ解析、SpO2の測定し、さらに成長や病状変化をグラフで表示。
成長や病状の変化に伴う心電図の変化をグラフで表示。IDデータを呼び出し心拍数やQTcなどの数値情報を一目で比較できます。
特長
① 優れた操作性
あらゆる角度から波形が見やすい超高視野角液晶パネルを搭載。操作性も大幅に向上し、クライアント情報入力ではフリック入力等の直観的な操作が行えます。
② 美しく見やすい波形
フクダ エム・イー独自のフィルタ処理により、猫など筋電の多い動物も、波形をひずませることなくノイズをカットします。
③ 途中での解析が可能
体動等で波形が乱れた場合でも、きれいな部分だけをワンアクションで選択し、解析。メモリ設定時間に満たない場合も途中までの記録で解析が行えます。
④ ホルタ解析ソフトを標準装備
当社のホルタ記録器「QR2500」で記録したホルタデータを高速処理。
ストレスなく、気軽にホルタ解析を実施できます。
⑤ SpO2の監視・測定が可能(オプション)
循環器・呼吸器の診断情報としてたいへん有効な、動脈血酸素飽和度・脈波の測定をすることができます。
また、緊急時には、酸素不足を早期に発見し、重篤な障害となる前に予防措置を講じる事を可能にします。
動物用血圧計 petMAP
動物の血圧検査の目的
主にその動物が高血圧かどうかを調べます。
高血圧は人と同じように、心不全や腎不全などの指標のひとつとなります。
「猫の腎不全に続発する高血圧症が網膜剥離などの眼病変を引き起こす」といわれています。様々な病気や合併症の早期発見のために血圧測定は欠かせません。
低血圧はさほど心配ありませんが、あまりに極度なものだと貧血や大出血などを疑うことができます。
動物の血圧検査の方法
前肢か後肢か尻尾のいずれかにカフを巻いて測定します。
一回の測定で、拡張期血圧・収縮期血圧・平均血圧・心拍数がわかります。
注意点としては、動物は病院・診察室・他人・知らない何かを付けられた、ということで血圧が上がってしまうので、測定時は少し安静にして状況に慣らしてからがよいでしょう。
また、普段の血圧を知るために日頃から測定しておくのがよいでしょう。
半導体レーザー治療器 H1
2023年1月末から新しいレーザー治療装置を導入しました。 日本国内では初の装置で、同時に650nm,810nm,915nmの3波長による治療が可能な装置です。また、3波長による治療が可能だけでなく、出力が高いため治療時間が従来のレーザー治療装置と比較し、短い時間で完了することができます。
レーザーには様々な治療効果があります。
代表的な効果には以下のものがあります。
特長
① 疼痛の緩和
レーザー治療は、関節炎、背中の痛み、神経性疼痛など多くの状況で有効に疼痛を減少させることが示されています。
② 炎症の減少
治療レーザー光は細胞活性を刺激し、炎症を減少させ、治癒を促進します。
③ 血流の改善
レーザー治療は血流を増加させ、対象領域により多くの酸素と栄養を供給し、治癒の速度を上げます。
④ 組織再生の改善
レーザー治療は、傷害、手術、退行性の状況などによって引き起こされた組織の損傷を再生するのに役立ちます。
⑤ 必要な時間が最小
従来からの外科手術では全身麻酔などが必要となり、前日からの絶食や全身麻酔からの回復時間が必要ですが、レーザー治療にそのような時間は必要ではなく、外来診察で迅速に実施可能です。
従来からの外科手術では全身麻酔などが必要となり、前日からの絶食や全身麻酔からの回復時間が必要ですが、レーザー治療にそのような時間は必要ではなく、外来診察で迅速に実施可能です。
Piezosurgery®touch
ピエゾサージェリーとは、三次元超音波振動を利用して骨を切削する新しい外科手術器具です。
ピエゾサージェリーを用いると、数100μmの微細な振動で処置するため非常に正確で緻密な骨切削が可能になります。
そのため骨は切削しても皮膚・粘膜・血管・神経などの軟部組織を傷つけないため安全性の高い手術が可能になります。
ピエゾサージェリーの用途
①ボーンサージェリー
・骨切り→例えば椎間板ヘルニアの手術
・骨形成術→例えば水頭症の頭蓋骨形成術
・インプラント外科→例えば骨折の手術
・歯周外科→例えば歯根膿瘍治療や抜歯後のフラップ手術
など
②歯科治療での超音波スケーラー
・スケーリング
・歯周療法
など
超音波診断装置
カラードップラーによる
心臓の観察
エコーによる
肝臓の観察
超音波診断装置(Diagnositc Ultrasound System)
ARIETTA750SE
胸部および腹部臓器の診断及び定期検診などに使用します。
胸部診断では、主に心臓疾患である僧帽弁閉鎖不全症の診断や治療に対する定期健診に使用します。
その他にも心筋症、先天性心奇形や腫瘍性疾患などの診断に有用です。
また、腹部臓器では、肝臓や脾臓、腎臓、膀胱、生殖器、副腎、消化管などの診断に有用です。
新世代半導体レーザー
内視鏡
内視鏡検査は、胸部に存在する食道の観察や、 胃や十二指腸、結腸を開腹することなく 直接内腔を観察することが可能な画像診断です。 また、スコープには様々な鉗子を入れることができるチャンネルがあり、 その鉗子によって、生検(バイオプシー)や消化管内異物の摘出が可能です。
内視鏡症例1
慢性嘔吐が続くハスキーに行った内視鏡検査です。 胃の粘膜が隆起し、出血と糜爛を認めました。 生検による診断は胃腺癌でした。
内視鏡症例2
突然の呼吸困難とのことで来院したチワワです。 胸部X線検査によって食道内にジャーキーを認めました。 内視鏡により食道内から摘出しました。 画面では食道内に存在するジャーキーが認められます。
内視鏡症例3
下痢が長期にわたって持続するシーズー犬の結腸の内視鏡検査です。 内視鏡による生検では炎症性腸疾患(IBD)を強く疑う炎症細胞の存在が確認されました。 現在は投薬と食餌療法により良好な維持を保っています。
顕微鏡
この顕微鏡は「生物顕微鏡オリンパスCX43」です。
パソコンとUSB接続されており、顕微鏡画像を各診察室からいつでも観察することが可能です。
また、画像をデジタルで保存することにより、尿石症や血液疾患などの慢性疾患での経時的な変化を記録しています。例えば1年以上前の尿検査と今回の検査の画像を比較することも可能です。
●血液検査
血液疾患の原虫や自己免疫性溶血性貧血に特徴的な球状赤血球の観察。
●尿検査
血尿や尿石症の結晶の検出や診断。
●皮膚疾患
アカラスや疥癬などの寄生虫疾患、皮膚糸状菌やマラセチアなどの真菌症、膿皮症や天疱瘡、好酸球性疾患などの診断。
●細胞診検査
リンパ腫、肥満細胞腫や黒色腫などの腫瘍細胞の診断。
●便検査
回虫、鞭虫、コクシジウムやジアルジアなどの寄生虫疾患の診断。
ビデオ耳鏡
ビデオ耳鏡による耳道内の観察風景
ビデオ耳鏡による耳道内の耳ダニ画像
ビデオ耳鏡システム(Video Otoscope System)
耳道内の寄生虫や腫瘍をモニターで観察し、PCに記録することができる器械です。
ウサギの口腔内を観察し、臼歯過長などの観察や記録にも有用です。
トノベット(TONOVET)
トノベットは小動物専用の眼圧計です。
以前と比べて点眼麻酔が不要であり、簡単に短時間で測定できます。
清潔なディスポーザブルプローブが角膜にソフトに接触することで測定します。
操作も簡単で検者に影響されにくく、信頼性の高いデータが得られます。
Panoptic(PanOptic Ophthalmoscope)
ビデオオトスコープ(AES-30A)
従来の耳鏡に比べ拡大画面でより正確な診断や治療が可能になるともに、半導体レーザーでの耳道内の腫瘤の蒸散や、各種鉗子を使い異物除去、生検といったことがスムースに行えます。
また軟性ファイバーおよび硬性鏡にカメラを取り付け、画像をモニターに映し出すことも可能で、鼓膜の精査と治療が可能。その画像や動画を飼主様に見せることもできます。
チャレンジ・バイ認定商品
「獣医向け高精細内視鏡
システム」導入
高性能CCDカメラ
動物用硬性内視鏡
動物用耳鏡用シース
動物用鉗子
内視鏡+半導体レーザー
ファイバー挿入
デンタルユニット
眼底カメラ クリアビュー
適正な光量調節で網膜撮影(タペタム・ノンタペタム領域も)が出来ます。
カメラ本体のシャッターボタンを押すだけで、最適な静止画像を自動的に一度に4枚まで取り込み、 動物の保定ストレスが短くすみます。
名前とカルテ番号を入力すれば、過去の画像データーも撮影日別に呼び出せます。
画像は、他PCやHDにコピーしたり、ダイレクトに印刷することもできます。
動物用ポータブルスリットランプ コーワ SL-17
IDEXXセディビュー(尿沈渣自動分析器)
IDEXX セディビュー Dx は、尿中に含まれる有形成分を分析するための装置です。 尿沈渣専用の遠心機で有形成分を分離し、高解像度デジタル顕微鏡を使用して撮影、その画像をAIが8億枚の尿沈渣画像データより解析、有形成分を特定・分類します。また細菌の有無を確認することで、迅速な臨床判断をサポートします。