「Kyoto犬(ワン)ちゃんFoster Bridge」
この「「Kyoto犬(ワン)ちゃんFoster Bridge」」とは四国と京都を橋のようにつないで京都で四国の子犬の里親を募集する活動です。Foster は里親で、Bridgeは橋です。京都市獣医師会の新しい事業として、この「Kyoto 犬(ワン)ちゃん Foster Bridge」活動をスタートします。実際にポスターのデザイン、現地視察や写真撮影など調整にかなり時間がかかりましたが、「Kyoto犬(ワン)ちゃんFoster Bridge」のポスターデザインもついに完成しました。
なぜ、四国なのでしょうか?それは、四国地方は中部に山地や山脈が多く占める地形構造のために、人の手が入りにくい環境であり、野犬が多く生息しており、徳島県でも徳島動物愛護管理センターに収容される野良犬などが後を絶たず、センタースタッフが譲渡会を定期的に開催するも、引き取り手のない恵まれない犬が多数処分されている現状があります。そこで、このプロジェクトの目的は、徳島県動物愛護管理センターの殺処分頭数の軽減に寄与すると共に、「人と動物が共生できる街・京都」の実現を目指して京都市民の皆様に動物とのHappy Lifeの提供、そして、京都市獣医師会の公益事業の活性化を目指すことを目的としております。
今後ともこの「Kyoto 犬(ワン)ちゃん Foster Bridge」プロジェクトにご理解とご協力の程、何卒宜しくお願いします。
徳島県獣医師会会報誌に掲載
公益社団法人徳島県獣医師会の会報誌に掲載されました。
少しずつでも四国生まれのわんちゃんが増えればいいなと思います。 ご興味のある方は京都市獣医師会会員病院までお問い合わせください。
「Kyoto犬(ワン)ちゃんFoster Bridge」 成立事例
京都市獣医師会の「Kyoto 犬ちゃん Foster Bridge」に興味を持っていただけたら、当院や京都市獣医師会、あるいは京都市獣医師会の会員病院までお問い合わせください。
第1号犬
公益社団法人徳島県獣医師会の会報誌に掲載されました。
少しずつでも四国生まれのわんちゃんが増えればいいなと思います。 ご興味のある方は京都市獣医師会会員病院までお問い合わせください。
Kyoto 犬ちゃん Foster Bridgeの第一号犬は無事に里親さんのもとに。この白い雌犬は、「ゆう」ちゃんと名付けられました。これは、僕の名前が裕史で、その名前をとって、ゆう(裕)だそうです。光栄です!Kyoto 犬ちゃん Foster Bridgeプロジェクトはだんだんと進んでおります。今後ともご理解とご協力を何卒宜しくお願いします。
だんだん大きくなってきました。
お散歩デビューも果たして近所の公園でのお散歩。すごく元気です。
(2020年2月撮影)
お友達のワンちゃんとのお散歩風景
第2号犬
「Kyoto 犬ちゃん Foster Bridge」の第2号犬が誕生しました。
この四国の保護犬活動である「Kyoto 犬ちゃん Foster Bridge 」ですが、決して早いペースではないですが、活動は進んでおります。京都市獣医師会が主体となっているため、ペットショップで犬を買うようには行かないため選択肢が少ないことや、一般的な保護犬活動と比較してマッチングなどの利便性など改善すべき点も多いのが事実ですが、京都市内の獣医師会の動物病院で確実なケアができるなど、通常の保護犬活動とは異なるメリットがあるのが強みだと思っております。
第3号犬
ついに第三号犬の誕生です。これが四国から京都の新しい家族の元にきた子犬の写真です。
この子犬もとっても人慣れしていてかわいいそうです。春になり四国の保護センターでは子犬の出産ラッシュだそうです。ぜひ、多くの方にこの「Kyoto 犬ちゃん Foster Bridge」の活動を知っていただき、地道な活動でも少しでも前に進んでいきたいと思っております。皆様、宜しくお願いします。
第5〜8号犬
だんだんと「Kyoto 犬ちゃん Foster Bridge」プロジェクトで譲渡されたワンちゃん達が京都市内に増えてきております。今回は、一挙に5号犬から8号犬まで紹介です。
第18号犬
久しぶりに京都中央動物病院にて、「Kyoto 犬ちゃん Foster Bridge」の譲渡がありました。とてもかわいい子犬でした。
関西盲動犬のイベント参加
毎年5月は関西盲動犬協会の「オープンデー」が開催されます。このときに、京都市獣医師会はイベントに参加し、「獣医師体験教室」を開催しております。このイベントは以前は、亀岡の関西盲動犬訓練所で開催されていたのですが、近年は、京都サンガスタジアムで開催されております。
動物愛護週間事業
毎年9月は動物愛護週間です。この愛護週間の期間に京都市獣医師会では京都市動物園での「動物園サーキットクイズ」のイベント開催、そして、京都市が主催のイベントであるAni Loveフェスタに協力し、京都市獣医師会のブースや市民向けの講演などを実施しております。
1.AniLoveフェスタ(アニラブフェスタ)
このAniLoveフェスタの中では、「動物なんでも相談」、「獣医師体験教室」、「わんちゃんマッサージ」や獣医師会の活動報告などを行っております。
2.動物園サーキットクイズ
この動物園サーキットクイズとは、毎年9月の動物愛護週間に京都市獣医師会が京都市動物園で行うイベントです。毎年、動物園に実際に飼育されている動物から4問のクイズが出題されており、参加者はクイズラリー形式で動物園の中のクイズを探しながら回答していきます。クイズ参加者にはもれなく参加賞がありますが、4問のクイズにすべて正解し、応募すると抽選でオリジナルTシャツが当たります。このオリジナルTシャツは、毎年デザインが変更されており、非売品です。一部の参加者からは非常に人気があります。
また動物園サーキットクイズが実施される日は、毎年、動物園動物の慰霊祭が実施される日でもあります。そのため、京都市獣医師会の役員として、慰霊祭に参列し、動物たちの御霊に黙祷を捧げ、献花を行います。
盲導犬診察風景
京都動物フォーラム、獣医師体験教室
毎年3月に京都市獣医師会は市民に向けて京都動物フォーラムを開催しております。これは、「ヒトと動物が共生する町、京都」や「One world, One health」の理念の基、動物とのふれあいやヒトと動物が一緒に楽しめる様々な取組を行うイベントです。ここ最近では、開催場所を梅小路公園に移動し、より多くの市民が参加できるイベントとなってきております。
また、この京都動物フォーラムでは、人気企画である「獣医師体験教室」を開催し、毎回、多くの子供達、そして、ときは大人も楽しく獣医師体験をしていただいております。
京都動物フォーラム
獣医師体験教室
夏期および冬期の学校飼育動物の預かり活動
(この活動取組の背景)
近年、学校における飼育動物の数が減少傾向にあることが問題となっております。
その要因の一つとして、夏休みや冬休みなどの長期休暇中の飼育が課題となっていることが指摘されています。
また、この問題は学校の教職員の働き方改革とも関連しており、現場においては解決が難しい状況に直面しております。
(活動開始の目的)
こうした背景を踏まえ、京都市獣医師会では、以下の2点を目的として、この活動を開始いたしました。
1. 学校の先生方の働き方改革の支援
2. 安心して動物を飼育できる環境の構築
(これまでの反響)
この取組は、京都市獣医師会の活動の中でも大変大きな反響をいただいており、これまでにテレビ取材4件、新聞取材1件を受けるなど、多くの方々からご関心とご支持をいただいております。
わんにゃんHappy Match
ペットショップなどで販売されている子犬や子猫を生むために飼育されていたわんちゃんやねこちゃんが繁殖をリタイアした繁殖リタイア犬や猫、その多くが行く場所がなく困っている状況です。この動物たちを京都市獣医師会とその賛同会員の動物病院において、そのわんちゃんやねこちゃんを新しい家族の元に「いのちをみつめる」「いのちを育む」を基本理念に、出会いから終生飼育をサポートする取組、それが「わんにゃん Happy Match」です。
この「わんにゃんHappy Match」について詳しく知りたい方は、
京都中央動物病院
京都市獣医師会
動物みらい会議
まで、ぜひ、お気軽にお問合せください。
「わんにゃん Happy Match」の当院でのマッチング例
名前:ゴマちゃん(仮名)
ポメラニアンとTプードルのミックス犬、雄
生後約4ヶ月で京都中央動物病院にやってきました。本来、わんにゃん Happy Matchは繁殖リタイア犬が対象ですが、このゴマちゃんは先天的な心臓病があり、このプログラムの対象となりました。2025年2月末に無事に新しい家族が決定しました。今は、幸せ に新しい家族の元で過ごしています。
また、この病院にいるときのゴマちゃんのYoutube動画がいくつかあります。もしよかったらご覧ください。
関西盲導犬協会における診療委託事業
京都市獣医師会と関西盲導犬協会による診療委託事業の締結により、診察担当獣医師として亀岡にある関西盲導犬協会に行き、センターにいる盲導犬の訓練犬を中心に、パピー犬、繁殖犬や盲導犬リタイア犬などの健康チェックや診療を担当します。
京都市獣医師会とJARMeC とNECが協力し、関西盲導犬協会の訓練犬の健康管理
京都市獣医師会が以前より行っていた関西盲導犬の訓練犬、盲導犬の診療や健康管理の委託業務ですが、この秋からJARMeC(日本動物高度医療センター)とNECが一緒になった新しい試みが始まりました。
この3者がそれぞれ、京都市獣医師会が動物診療の役割、JARMeC(日本動物高度医療センター)がプラスサイクル(ウエアブルデバイス)、NEC がクラウドサービスとAI(NEC the WISE)により関西盲導犬協会の訓練犬の健康管理を行う試みです。
この試みにより、訓練犬の健康管理や疾病の管理、病気の早期発見などが可能かどうか?これから様々なデータやアウトプットが出せれば非常に有益なことであると考えております。さらに、これらのデータが関西盲導犬協会だけでなく他のラブラドールやゴールデンレトリバー、他の犬種などでも応用し、健康管理や疾病の管理や早期の病気発見などに応用を目指していきたいと考えております。
「日本赤十字東北関東大震災義援金」「関西盲導犬協会募金」募金箱設置
京都夜間動物救急センター
京都市獣医師会は、京都市と京都府が新しく京都動物愛護センターを開設するタイミングで長年の念願であった夜間救急動物病院である「京都夜間動物救急センター」を2015年5月に開院しました。 この夜間動物救急センターは、全国でも珍しい形で動物愛護センターに併設されており、夜間は夜間救急動物病院として、そして昼には、愛護センター内に収容されている動物たちの治療や、京都市内のまち猫の避妊去勢の手術などを行う施設となっております。このように、「京都夜間動物救急センター」は京都市内の夜間における動物救急センターとして、更に、京都市内の動物愛護行政にも欠くことのできない施設となっております。 この「京都夜間動物救急センター」を開院するために、京都市獣医師会では夜間動物病院開設準備委員会が設置され、当院の村田はその準備委員として活動を行っておりました。その後、京都夜間動物救急センターが正式に開院してからは、この準備委員会は、京都夜間動物救急センター運営委員会となり、現在まで続いております。当院の村田は、この運営委員会の委員として2015年〜2015年まで活動し、その後の2016年4月からは、運営委員長となり、京都夜間動物救急センターの運営活動に参加しております。 また、運営活動だけでなく、非常勤での診療シフトの参加は、当院の村田だけでなく、当院の他の獣医師も参加しております。
× 閉じる