獣医師体験教室

獣医師体験教室イメージ

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2014年と2015年の「京都動物フォーラム」の企画で“子どものための獣医師体験教室”が開催されました。当院からは村田獣医師が参加し、獣医師体験教室のエコー検査の補助などを行いました。また、2014年には、当院スタッフの春日部獣医師、三吉看護師も手伝いました。春日部の愛犬ゆきちゃんもエコーデモ犬として協力しました。

体験教室の具体的な内容は、

2014年
1. 図を使用した心臓の説明。
2. 心エコーで実際の心臓の拍動の観察。(実際にワンちゃんを使用)
3. 聴診。(実際にワンちゃんを使用)
4. 顕微鏡での観察。

2015年
1. 心エコー検査。実際の犬の心臓の動きをエコーで観察。2断面。(実際にワンちゃんを使用)
2. オトスコープ(耳鏡)で観察。その後、鉗子を使ってくじ引きコーナー。
3. 顕微鏡で血液塗抹の観察。

この獣医師体験コーナーは1回の体験者が10名で制限時間20分です。心エコー検査だけだと1人当たり5分もありません。そんな短い中でエコー初心者の子供達が、犬の胸壁にプローブを当てて心臓を探し、正しい断面で観察、更に異常な逆流がないかカラードップラーをかけてみよう。って試みは厳しいものがあります。ですので、僕が子供たちと一緒にプローブを持ち、一緒に心臓の画像を出し、モニターに映った左心房・左心室・僧帽弁・大動脈を確認し、カラーをかけて血液の流れを実感してもらい、最後にその検査画像をプリントアウトして渡しました。
たいしたことないと思われるかもしれませんが、子供たちの反応はダイレクトでびっくりするぐらい楽しそうでした。心臓の画像が見えると「動いてる」とか、カラーをかけると「この赤いのが動脈?青いのが静脈?」とか、本当に素敵な笑顔でした。

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