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院長挨拶

我々スタッフ一同は、いつも「5つの約束」を胸に病気や治療についてはもちろん予防やしつけ、飼い方などの質問や相談などどんなことにも気軽に相談できる親しみやすく快適な病院を目指し、日々の診療に取り組んでおります。動物たちの病気の治療のために国内外の情報を常に参考にし、エビデンスに基づいた獣医医療を目指しております。しかし、動物の医療現場においては、人の医療と大きく異なりエビデンスに基づいた獣医医療ではカバーできない症例が沢山存在している現実があります。
当院では、老齢のワンちゃんや猫ちゃんに対して疼痛緩和や組織修復、創傷治癒の促進などを目的に様々なレーザー治療を適応しております。レーザー治療はまだ十分なエビデンスが得られていない分野ですが、従来からの治療である内科治療や外科治療に加えてレーザー治療を実施することにより、より早い効果を実感しております。その他、老齢動物に対して、局所麻酔での腫瘤切除などにも積極的にレーザーを使用しております。この治療方法の最大のメリットは全身麻酔を回避できることです。老齢のために全身麻酔リスクが高く、腫瘤の切除を諦めている場合、ぜひ、当院にご相談いただけたらと思います。また、最近になり、老齢のワンちゃんや猫ちゃんの頚部痛や腰痛、様々な関節炎による跛行やふらつきなどを診察する機会が増えてきました。このような状態に対して、先ほどの述べたようなレーザー療法も非常に効果を実感していますが、更に、関節可動域の訓練などのストレッチ、マッサージや体幹の筋肉を鍛えるためのエクササイズ、冷却や温熱療法などを包括的に実施するリハビリセッションを実施し、効果をあげております。また、従来から取り組んでいたロッキングプレートなどを用いた骨折の治療や眼科疾患や関節疾患に超音波検査による診断、耳疾患などにビデオオトスコープとレーザー治療のコンビネーションでの治療なども引き続き積極的に取り組んでおります。このように状況に応じてまだエビデンスが十分に蓄積されていない先端の治療や診断についても十分に相談を行い、適応を行っております。
このように困難な状況においても動物たち、飼い主様そして僕たち医療スタッフが一緒になり、少しでもよい解決策を求めて相談しながら進んでいきたいと思っております。病気やけがでお困りのことがあればお気軽に来院ください。

京都中央動物病院
院長 村田 裕史

院長イメージ

5つの約束

スタッフ集合写真

  • 1チームワーク診療 Team-work care

    複数名の獣医師と看護師がそれぞれ異なる専門性を発揮しながら最善のケアを目指すチーム医療体制を重視します。
    基本的には診察は担当医制ですが、複数の獣医師で一頭の患者さんについて意見を出し合う「セカンドオピニオン」としての機能も重要と考えています。

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  • 2思いやりの診療 Compassionate Work

    常に、私たち自身や家族が病気の時どのように治療してほしいか、私たちのペットが病気の時どのように治療するかを考え、ペットと飼い主さんにとって最善と思われる治療を目指します。その為に、常に最新情報の収集と技術の習得、設備の導入に努めています。

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  • 3納得・安心の説明 Informed consent

    病気や治療について、十分に理解、納得していただけるまで時間をかけて相談できるように努力しております。
    また、時間をかけるだけでなく相談や説明に対して、様々な資料(血液検査、尿検査、X線画像、エコー画像、心電図検査、手術や処置画像や顕微鏡画像など)を用いてより理解しやすい説明を目指します。

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  • 4アットホームな病院Cozy & Comfortable

    どんなことでも気軽に相談できる親しみやすく快適な病院を目指します。
    病気の時にはもちろん、予防やしつけ、飼い方などの質問や相談にも、いつでも来て頂けるオープンな病院でありたいと思います。

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  • 5緊急疾患・重症患者を救いたいEmergency & Intensive care

    一刻を争う緊急疾患や重症患者に最善の治療を目指します。
    また、時間外でも出来る限り対応するよう努力します。まずはお電話ください。

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