マイクロチップとは、外側に生体適合ガラスを使用した円筒形の電子標識器具のことです。
サイズはメーカーにより多少異なりますが直径約2㎜全長11~14㎜と大変小さいもので、埋め込んだ部位に専用の読み取り機(リーダー)を近づけることによって個体識別番号を読み取り識別します。
個体識別番号に基づく個体・飼い主さん情報は環境省にデータ登録されデータベース化されます(登録は飼い主さん自身でしていただきます)。
犬と猫のマイクロチップ情報登録 | 環境省(https://reg.mc.env.go.jp/owner/)
動物愛護管理法により、販売される犬や猫へのマイクロチップの装着・登録が義務付けられています。
マイクロチップを埋め込むタイミングは通常で犬では生後2週間、猫では生後4週間から可能といわれています。そのためペットショップやブリーダーから入手した場合は概ね挿入済みでしょう。もしマイクロチップが入っていない場合は動物病院で挿入しなければなりません。埋め込みをご希望の方は在庫確認のお電話をください。
(通常在庫を置いておりますが、他の方への使用直後はない場合があります)
マイクロチップの挿入は基本的に無麻酔で行いますので外来の時間、
もしくは昼の予約診察に行っています。不妊手術などの麻酔下処置時の挿入もオススメです。
デメリットとしては、MRIを撮影した場合にマイクロチップが反響するため評価が難しくなる場合があります。